蒲原沢にかかる「国界橋(こっかいばし)」の国界とは、当然、信濃と越後の境で、今でも県境となっています。
今は車であっと言う間に通り過ぎ、歩いても1分とかかりませんが、当時はどのように渡っていたのでしょう。下を流れる「蒲原沢」はまるで滝のごとしの急流です。
災害も多く、平成7年夏の土石流災害はまだ記憶に新しい出来事です。河川工事をしていた関係者が重機とともに流されて数人が亡くなりました。連日、テレビでも
放映されてご存知の方もいらっしゃるかと思います。また、この年の初めは、神戸で阪神大震災があり、大変な年でした。
余談ですが、この災害の日は、7月11日で、地元の人は「7.11」と呼んでいるようです。昨年の神戸の「3.11」といいニューヨークの「9.11」もあり11日はあまり良い日
ではないのかもしれません。余談でした。
塩の道は「国界橋」の下を行きます。↓
橋の下の道で、アオダイショウが横たわっていた。↓
階段を上がれば橋だ。↓
国界橋と塩の道の道標。↓
国界橋。↓
蒲原沢を渡れば、いよいよ新潟県糸魚川市に入ります。↓
蒲原沢と上に見える旧道の国界橋。↓
橋のたもとにある慰霊碑。↓
いまなお続く、河川の護岸工事。↓
蒲原温泉の人が当時の写真を見せてくれた。↓
やはり、この場所を通れば、この災害を思い出しますね。最近、異常気象が多い日本でありますが、二度とこんな災害のないよう願うばかりです。
つづく・・・。
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