沓掛を過ぎるとすぐに親坂を下ります。この坂は石畳となっていて昔ながらの風情が残っています。古道や旧道によくある石畳ですが、どちらかと言えば歩きにくい
ですね。
沓掛からですと下りのせいもあるでしょうが、石をうまく踏まないとすべりやすく捻挫しそうです。一応、足首まであるウォーキングシューズを履いているのですが、
登山靴にすればよかったな・・、と随分思いました。
わらじの時代はもっときついでしょうに、昔の人は強いな・・、とも思いました。
石畳の親坂。↓
何故、石畳なんでしょう?〜、か。
ゴツゴツと歩きにくい石畳も利点があるのです。
晴れた日は問題ない山坂も、雨が降れば状況が変わります。
ぬかるんですべりやすくなり、また、場所によっては泥沼と化したに違いありません。
全天候型の道、それが石畳だったのです。昔の舗装道路ですね。
ですので文句を言わずに歩きましょう、歩きましょう。
この親坂には途中に「錦岩」や「牛つなぎ岩」があり、また「弘法の清水」とよばれる水飲み場もあって旅の疲れをいやしたことでしょう。
とうぜん、私も一息いれて休憩いたしました。
錦岩。↓
牛つなぎ石。↓
弘法の清水。↓
また、坂の始まりと終わりには石仏群が安全を見守っています。
坂上にある庚申塚。↓
坂下にある馬頭塚群。↓
次回からは、絶対登山靴にしよう!と誓って・・、
親坂を後にいたしました。ハッハッハ、大げさな!。
つづく・・・。
|