さて、道は小谷村に入りますが・・・、
その手前の白馬新田に一ヶ所、さらに小谷村に入った栂池親の原に一ヶ所、都合二ヶ所に「百体観音」があります。
百体観音とは、西国33番、秩父34番、坂東33番の観音様を安置したものです。
一言でいうと札所めぐりを一度で出来る合理的な場所なのであります。
江戸当時を考えれば、札所をめぐる旅など難しかったことでありましょう。一度で巡れるこの場所はありがたいところであったと思われます。
また、住民の人たちの観音信仰に対する熱意みたいなものが感じられます。
(その1)
白馬新田切久保の石仏公苑。↓
同じく。↓
同じく。公苑には百体観音の他、弘法大師、馬頭観音など計187体も並んでいます。↓
(その2)
小谷栂池親の原の前山百体観音。↓
同じく。↓
同じく。先日亡くなった人に面影が似ていた観音さま。↓
一つずつお参りするのは大変ですので、お顔を眺めながらグル〜っと一回りしてみました。
つづく・・・。
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