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 12.熊棚 

借馬(かるま)追分を左にとり木崎湖の西湖岸を目指します。

借馬追分。左、木崎湖への西の「塩の道」。↓

この日は、5月5日「子供の日」。各家々でこいのぼりが泳いでいました。 ここのお宅はわらぶき屋根。居合わせたわらぶき屋根の写真を撮り歩いている写真家の方がおっしゃるには、わらぶき屋根とこいのぼりの取り合わせはなかなかないのだそう です。たまたま通った私も便乗し、 パチリと一枚。

木崎の集落で見つけた民家とこいのぼり。↓

もう少しで木崎湖。手前の田んぼ道。↓

道は湖づたいに続く舗装道路ですが、一部分だけ昔のなごりのある山道が残されています。↓

「人の踏跡が道になる」そのままの印象で、今は人一人がやっとの細い道ですが、昔は馬や牛も歩いたはずでもう少し広かったのではないかと思います。

周りの林を見ますと、枯葉のかたまりのようなものがちらほらと見えます。
これは、熊が登って居座って葉っぱを食べたあとの「熊だな」といいます。大町は今でも熊が多く出没するところですが、こうした「熊だな」は周辺の山々で見ら れます。

枯葉のかたまりのような「熊だな」。↓

この塩の道沿いにも大きな「熊だな」がありました。
道の脇にあった「熊だな」。↓

一人歩きですので熊さんと鉢合わせするのもいやですし、たぶん、熊さんもいやだと思います(笑)ので、お互いのため・・、に念のため熊避けの鈴をつけて歩き ました。
熊避けの鈴はいつもディパックに入れて持ち歩いています。安曇野の私の家の周辺でも熊が出没することがあり、実際、2度ほど目撃しています。

湖岸道路に戻ります。↓

桜の花びら散る湖岸道路と木崎湖。↓

季節は初夏、桜咲き、野鳥のさえずりがにぎやかな一日でした。

つづく・・・。

 12.熊棚 

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