豊科から穂高まで塩の道のほとんどは国道147号(糸魚川街道)で現在も主要幹線道路となっています。
この間の「塩の道」は国道が中心ではありますが、ところどころに昔ながらの旧道もあります。古い家並みや道祖神などを見ながら歩きます。
穂高の街を過ぎて有明あたりに来ますと、アルプスの山々が見通せる場所が多くなります。きっと昔は、街道のどこからでも山々は見えたことと思います。
常念岳や有明山が、また遠くには、後立山連峰がいつも旅のお供としてあったんだと思います。大糸線も国道沿いに走っていますから「塩の道」沿いである、と
いえます。
国道147号沿いの豊科街並み。↓
豊科郊外栗尾道標と常念岳。↓
大糸線と山並み。↓
国道147号の新旧穂高分岐点。↓
柏矢町駅前の道。↓
穂高神社。↓
穂高の旧道沿いの古商家。↓
穂高の道祖神。↓
穂高川にかかる穂高橋(赤色)から見る大糸線鉄橋(グリーンの鉄橋)と山並み。↓
どんな街道にも分岐となる追分があります。地名として残っているところも多くあって、この「塩の道」でも何箇所か見受けられます。
松川と池田に分岐するこの場所も「安曇追分」といい、現在でも日よけの松と休み石が残されていました。
追分の松(左松川、右池田)
休み石で一休みして、さて、これからは右の道、池田へとまいることといたします。
つづく・・・。
|