安曇野には「塩の道」があります。海のない信濃の国、塩は糸魚川から運ばれてきました。この道をいつの日か歩いてみたい…、と思っていました。一気に歩くのは
大変ですのでひまとお天気と相談しながら少しづつ駅伝方式で、松本から糸魚川にまで約120キロの道のりを歩きました。
松本市の中町の道標が出発点です。ここからまずは豊科に向かいますが「塩の道」は3ルートほどがあって、平地が2ルート、山越えが1ルートです。
平地を歩く方が楽なのでしょうが、なんとなく面白そうな山越えルートを選択してみました。山越えルートは、塩倉のりんご畑を通り島内の
養老坂を下って犀川に出て「熊倉の渡し」へと行くルートです。平地よりも何やら楽しそうな道行になりそうです。
松本は城下町ですから歴史の街でもあります。中町の倉通りは風情がありますし、街道沿いには古さを感じさせる建物があります。そんな時代に触れながら
「塩の道」を歩きます。
松本城。↓
道標。さあ、ここから始まりだ。↓
市内にある牛つなぎ石。「松本あめ市」でのワンショット。↓
風情ある倉の通り。↓
蔵造りの家。↓
中町の倉の会館、倉シック館。。↓
古そうな漆器家さん。↓
ここも歴史がありそうな家。↓
武井砂糖店。↓
「塩の道」は武井砂糖店を左に曲がって住宅街を抜けてさらに郊外の塩倉へと向かいます。輸送した塩荷を一時、塩倉の海福寺に置いた、という言われが
あって塩倉の地名の由来となっています。
塩倉池。↓
つづく・・・。
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