コサメビタキとエゾビタキ(2006年9月20日)

コサメビタキ
山里の斜面に耕された畑の上でヒタキがフライングキャッチをしていました。
フライングキャッチとは、飛んでいる虫を飛びながら捕まえることです。
枝や梢、電線などに止まって虫などを探し・・空中でサッと捕まえて、また元に戻ります。 見ていると、器用に捕まえます。そして、だいたいが同じ場所に戻ります。 フライングキャッチは、オオルリを代表としたヒタキ科の野鳥たちの得意技です。

この畑には、2種類のヒタキがいました。
まずは「コサメビタキ」。夏鳥ですが、目がクリっとした愛嬌者です。
エゾビタキ
そして二つ目は「エゾビタキ」。
日本よりも北の沿海州で繁殖します。ですので日本では通過の際に見られますが、ほとんどが 秋のこの頃に目撃されます。「コサメビタキ」と似ていますが、胸の模様がチェックポイントです。

どちらも、そろそろ南へ旅立ちするのでしょうね。無事に越冬地に着くといいですね。(^^)
針の木岳
畑から見えるおまけの景色です。
北アルプス(の一部)、遠くの雲にかすんで「針の木岳」が見えていました。