bS15「鳥の顔」
顔や頭の黒い鳥が多いことは、にわか鳥屋の素朴な疑問のひとつである。眼が黒い部分に含まれているのも特徴である。

また、黒く塗りつぶされないまでも、「過眼線」といって眼やその前後を黒色や暗色の線で縁取る鳥は数多い。タゲリや レンジャクなどは歌舞伎の「隈取り(くまどり)」を連想させる配色だが、もしかするとこちらが本家だろうかなどと思ってしまう。

この理由について、親しい鳥屋さんにお聞きすると、
@眼の存在を目立たなくし、鳥同士、仲間同士の警戒心を和らげている 
A反射を抑えている(例 デーゲームの野球選手) 
などの回答をいただいた。
本当のところを鳥たちに聞いてみたいものである。

写真(上から下へ) いずれも安曇野市内
・ジョウビタキ(2006.2)  ・オオルリ(2007.4)
・ヒレンジャク(2007.3)  ・シジュウカラ(2007.11)
・ウソ     (2006.12) ・イカル  (2007.12)
・エナガ   (2007.2)  ・オナガ 2007.2
鳥の顔いろいろ