bS13「ナガサキアゲハ」
昨年(2006)年9月、安曇野市三郷にある神社境内に植えられていたカラタチで、ナガサキアゲハの4齢〜5齢幼虫が7匹発見された。 続いて松本市蟻ケ崎の保育園内のカラタチでも2匹の幼虫が発見された。松本平において2年連続の発生確認となった。

このことにより、2006年も中信地方の広い範囲にナガサキアゲハが訪れていることが明らかになった。身近なカラタチが発生源と なったことも見逃せない。これらの幼虫は関係者により飼育され、このうち5匹が昨年中に羽化している。内訳は1♂4♀であった。

今年も猛暑の夏を迎えている。三度、ナガサキアゲハに注目する時期を迎えている。

写真1:安曇野市で発生したナガサキアゲハ(終齢幼虫) 
2006.9.17安曇野市三郷
写真2:飼育後羽化したナガサキアゲハ雌 2006.10.18
写真No1(ナガサキアゲハ幼虫)
写真No2(ナガサキアゲハ)